【エルサレム共同】パレスチナ自治区ガザの戦闘でイスラエルのネタニヤフ政権を支えたのが極右勢力だ。「聖書によれば、この土地はユダヤ人の故郷だ」。占領地ヨルダン川西岸で国際法違反の入植活動を主導し、極右から「ゴッドマザー」と呼ばれる入植団体代表が、取材に正当化の持論を展開し、パレスチナへの強硬姿勢を示した。27日のイスラエル総選挙では、極右と連携する政権の是非が問われる。
8月下旬、西岸北部ナブルス近くの入植地ケドゥミム。警備員が配置されたゲートを抜けると、一戸建て住宅が並ぶ集落が広がっていた。小さな図書館や売店もある。
入植活動を半世紀にわたり進める団体「ナハラ」代表ダニエラ・バイス氏(81)が「わずか10家族が何もない土地で暮らし始めた。今、多くのユダヤ人がここで暮らしている」と述べた。バイス氏はイスラエル右派の入植活動の象徴的存在だ。
バイス氏が自宅で広げた地図には、入植地などを示す赤い家のマークが点在する。「300以上のコミュニティーができた」。ネタニヤフ政権が推進した入植地拡大政策は「歴史的」だと一方的に言い切った。






