【ニューヨーク共同】米ニューヨークの国連本部で26日、中国の国連代表部が極東国際軍事裁判(東京裁判)の開廷80年(5月3日)を記念する写真展を始めた。中国政府は今年、東京裁判と絡めて日本の「新型軍国主義」を批判しており、国連の場で高市政権が進める防衛力強化をけん制する狙いもありそうだ。

 写真展は「全人類のための正義と平和」と題し、30日まで開催。国連本部1階の通路脇のスペースで、東京裁判の法廷内の写真や、A級戦犯に対する判決一覧表などを展示している。

 中国の傅聡国連大使は開幕式で演説し「日本の右翼勢力はさまざまな口実で東京裁判の正当性に疑問を呈している」と主張し、武器輸出解禁や集団的自衛権の行使容認を批判した。