【テヘラン、カイロ共同】イランのペゼシュキアン大統領は26日、首都テヘランで、中東地域での集団防衛の枠組み「メッカ防衛同盟」に参加するサウジアラビア、トルコ、パキスタンの高官と会談した。米国とイスラエルによるイラン再攻撃の可能性が伝えられる中、中東の緊張激化の回避に向け対話継続で合意した。イエメン情勢でも意見交換したとみられる。
3カ国が同盟締結後にイランと高官級会談を開くのは初めて。国営イラン通信によると、サウジのハリド国防相、トルコのカルン国家情報機構長官、パキスタンのムニール陸軍元帥がイランを訪問した。会談にはイランの国防、外交政策を統括する最高安全保障委員会(SNSC)のレザイ事務局長も同席した。
国営イラン通信によると、ペゼシュキアン氏は会談で、イランが「紛争や対立の解決に臨む用意がある」と強調した。中東からの米国の影響力排除を念頭にイスラム諸国の団結を訴えた。
サウジ外務省は声明で、カタールとパキスタンが進める米イランの仲介に期待するとし「対話と外交を通じた危機の解決」の重要性を強調した。






