福岡市長選のポスター掲示板=30日午後、福岡市中央区

 任期満了に伴う福岡市長選が11月1日告示される。戦後最多の13人が立候補を予定し、そのうちの多くが不出馬を表明した現職の実績評価や継承を掲げ、明確な争点が見えにくい混戦模様だ。現職不在の構図は40年ぶり。いずれの候補も当選に必要な有効投票総数の4分の1に届かず、公選法に基づき再選挙となる可能性が取り沙汰されている。投開票は11月15日。

 13人は表明順に元経済産業省職員渡辺久也氏、元市議新村優氏、大学非常勤講師荒牧明楽氏、元市議調崇史氏、行政書士井上潔氏、ITエンジニア森健太郎氏、元市議阿部秀樹氏、一般社団法人代表理事佐々木彩乃氏、私立中学・高校校長神野元基氏、市民団体事務局長片山純子氏、医師吉富景子氏、元衆院議員稲富修二氏、会社員西脇寛樹氏。

 現職高島宗一郎氏は後継指名をしていない。自民党市議団は調氏を推すが、党としての推薦は見送った。参政党は吉富氏の推薦、共産党は片山氏の支持、日本保守党は森氏の公認を決めた。日本維新の会、国民民主、公明、立憲民主、社民各党は自主投票としている。