写真撮影に応じる日野敦博さん(前列左)と岸野楓(後列左から2人目)ら=9月、東京都新宿区

 聴覚障害者によるデフラグビーの7人制世界大会が、31日に東京で始まる。昨年の「東京デフリンピック」に続く日本でのデフスポーツの国際大会で、11月3日の最終日は聖地・秩父宮ラグビー場が舞台となる。日本代表の愛称は「クワイエット(静かなる)・ジャパン」。早稲田大でプレー経験のある男子主将の岸野楓(28)=富士通=は「デフラグビーはかっこいいと知ってもらいたい」と、手話で認知度アップに期待を示した。

 大会は日本初開催。男子は11チーム、女子は6チームが参加する。基本的なルールは通常のラグビー7人制と同じで、激しいコンタクトやスピードあふれるプレーが繰り広げられる。違いは審判の判定の伝え方だ。今大会では笛の代わりに、原色の旗や軍手、タオルを使って反則やプレーの停止を知らせる「サイレントレフェリー」という方法を採用。スクラムの合図も声ではなく「パー」や「グー」などの手の動きで行う。

 男子の日本は2018年の第1回大会が11チーム中4位。23年の第2回大会は8チーム中7位だった。