大分大職員に無償で病理組織標本を作らせ、同大に損害を与えたとして、元教授村上和成容疑者(68)が背任の疑いで逮捕された事件で、標本が引き渡されていた県内の医療法人から、容疑者が管理する複数の口座に入金があったことが30日、捜査関係者への取材で分かった。法人から大学への対価は支払われておらず、県警は入金の経緯を捜査する。
捜査関係者によると、容疑者は医療法人の理事を務め、同法人理事長(54)から依頼を受けて、標本を引き渡していたとみられる。県警は27日に容疑者を逮捕し、理事長は任意で捜査している。
また、容疑者が2019年から、正式な手続きを経ないまま職員に標本を作らせていたことも、捜査関係者への取材で判明。







