熱い“トーク合戦”を繰り広げる(左から)「石田三成-ZIBU-」さん、金子拓教授、矢部健太郎教授、小和田哲男館長=不破郡関ケ原町関ケ原、関ケ原ふれあいセンター

 今月、不破郡関ケ原町で開かれた「大関ケ原祭2026」の主要イベントの一つとして、関ケ原研究大会パネルディスカッションが、同町関ケ原の関ケ原ふれあいセンターであった。岐阜関ケ原古戦場記念館の小和田哲男館長、日本中世史が専門の金子拓東京大史料編纂(へんさん)所教授と矢部健太郎国学院大教授が登壇。戦国インフルエンサー「石田三成―ZIBU(ジブ)―」さんが進行役を務め、豊臣政権の盛衰を中心とした“関ケ原前史”を深掘りした。

 大河ドラマ「豊臣兄弟!」の主人公として今注目を集めるのが豊臣秀吉の弟・秀長。その人物像について、小和田館長は「秀吉の分身。秀長がいなければ秀吉の天下一統は進まなかった」と語った。豊臣政権を研究する矢部教授は、秀長が織田信長亡き後の山崎、小牧・長久手、四国出兵といった全ての戦に出向いていることに触れ...