カトリック長崎大司教区(長崎市)などは2日、同市で記者会見し、長崎原爆に遭い頭部だけが残る「被爆マリア像」を16年ぶりに米国に運ぶ計画を発表した。今月末に始まる核兵器禁止条約の第1回再検討会議に合わせ、ニューヨークの国連本部や原爆開発の拠点だったニューメキシコ州ロスアラモスに持ち込む。国連内やロスアラモスでの公開は調整中とした。
広島、長崎の聖職者や被爆者ら15人の巡礼団が携行する。参加する胎内被爆者の高見三明名誉大司教(80)は「単に被害者意識だけで行くのではない。核兵器が非人道的でキリスト教にもそぐわないということを、米国人の信仰と良心に訴えてくれるのではないか」と話した。









