【パリ共同】教育環境の改善を求めフランス各地で続く高校生らの抗議運動で、2週間の秋休みが明けた2日、一部の高校生が学校の入り口を封鎖し、抗議の声を上げた。国民教育省によると、封鎖されたのはパリや南部マルセイユなどの計約40校。国民教育省は先週、教員増や少人数学級の実現を柱とする改革を発表したが「不十分だ」との声は根強く、正常化には至っていない。
パリ東部のエレーヌ・ブシェ高では2日午前、生徒らがごみ箱で入り口を封鎖。「Z世代の革命だ」と書かれた横断幕を掲げた。
3年生のゾエさん(17)は、国民教育省による500人の教員増計画について「先生を一体どこから連れてくるのか。きちんと道筋を示してほしい。政府の対応にはまだ納得できていない」と力を込めた。
ジェフレ国民教育相は2日、地元ラジオで「高校封鎖は限定的だ」と強調。1カ月以上授業が実施されない学校があることを念頭に「今や数十万人の生徒が今年の学習に支障を来す恐れがある」として、封鎖を解除するよう求めた。








