取材に応じる細野防災相(左)=3日午後、熊本県庁

 細野豪志防災相は3日、防災庁の地方機関「防災局」の設置場所に関し、全国を対象に検討する考えを示した。「全国的にしっかり(災害対策を)カバーできる体制をつくりたい」と述べた。視察先の熊本市で記者団の取材に答えた。

 政府は、南海トラフと日本海溝・千島海溝の両巨大地震などへの対応を念頭に立地を検討する方針。細野氏は「防災庁が司令塔の役割を果たすのと同じように、防災局も各地域で司令塔とならなければならない」と強調した。具体的な設置の場所や数については言及を避けた。

 熊本県の木村敬知事は県庁で細野氏と会談し、防災局の県内設置を要望した。

 細野氏はこの日、防災庁発足後初めて熊本地震の被災地を視察した。