ウクライナのゼレンスキー大統領=3日、ベルリン(ロイター=共同)

 【キーウ共同】ウクライナのゼレンスキー大統領は3日、アラブ首長国連邦(UAE)で10〜11日に開催されるウクライナと米国、ロシアの3カ国による実務者協議で、ウクライナとロシアのエネルギー関連施設への攻撃停止が議題になるとの見通しを示した。訪問先のドイツ首都ベルリンでの記者会見で語った。

 3カ国協議は2月にスイスで実施して以来となる。ロシアの占領下で孤立したウクライナ南部ヘルソン州オレシュキでは10月27日から6日間、局地的な停戦が成立したが、ロシアは各地への攻撃を継続。両国の立場の隔たりは大きく、UAEの首都アブダビでの協議は難航しそうだ。

 ゼレンスキー氏は3カ国協議で黒海経由の穀物輸送の再開や捕虜交換、将来的なロシアのプーチン大統領との首脳会談についても話し合われると述べた。米国のウィットコフ和平交渉担当特使によると、戦闘終結後の安全保障の取り決めや緊張緩和、人道支援活動も協議する。