スペインの列車事故を巡り議会で発言するプエンテ運輸相=3日、マドリード(ロイター=共同)

 【パリ共同】高速列車の追突事故が発生し69人が犠牲となったスペインで、プエンテ運輸相が3日、辞任を表明した。スペインでは1月にも46人が死亡する列車事故が起きており、野党から辞任を求める声が強まっていた。プエンテ氏は議会で「1年足らずの間に深刻な事故が2回も起きた以上、スペインのような国で運輸大臣を続けることはできない」と語った。

 スペイン紙パイスによると、プエンテ氏は辞任表明の数分前にサンチェス首相に辞意を伝達。サンチェス氏はその後、「事故の説明責任を果たし、解決策を示した上で、辞任した」と評価した。

 スペインでは29日に総選挙が実施される。プエンテ氏は総選挙への立候補も辞退するという。