下げ幅が一時2200円を超え、6万1000円を割った日経平均株価を示すボード=4日午前、東京都中央区

 休日明け4日午前の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が続落した。下げ幅は一時2200円を超え、取引時間中として7月29日以来、約3カ月ぶりに6万1000円を割った。開票作業が進む米中間選挙で、人工知能(AI)に対する規制に前向きとされる民主党が優勢と伝わり、警戒感から半導体関連株が売られた。

 午前終値は休日前の2日終値比2246円50銭安の6万0835円36銭。東証株価指数(TOPIX)は98・01ポイント安の3832・27。

 日本時間4日に開票が始まった中間選挙では、野党民主党が下院で多数派を奪還すると有力視されている。民主党が上下両院で多数派となると、AI開発やデータセンター建設に影響を与える可能性があるとの見方が出て、半導体関連を中心に売りが広がった。半導体製造装置大手のアドバンテストなどが値下がりした。

 三井住友DSアセットマネジメントの市川雅浩チーフマーケットストラテジストは「民主党が多数派となった場合、今後の政策運営に不透明感が増すとの懸念が広がり、相場を押し下げた」と分析した。