岐阜市南部の小学校と中学校が、暴力団対策法に基づく対策を行っている県警の要請を受け、通学路の一部を変更したことが7日、分かった。特定抗争指定暴力団山口組の分裂による抗争が関係している可能性がある。

 この中学校などによると、保護者に6日、「本日、市教育委員会を通じて、岐阜県警察より通学路の一部について、通行を控えるよう要請がありました」「暴力団対策法によって、岐阜市全域を警戒を要する区域とし、市民の安全を守るための措置となります」などの文面のメールを送った。生徒にも6日の下校時に通学路を変更するよう伝えたという。周辺は住宅街で車の交通量も多い。

 抗争を巡っては、5日に神戸市で特定抗争指定暴力団神戸山口組の組長宅に銃弾が撃ち込まれた。直後に山口組の関係者とみられる岐阜市領下の男が現場付近の交番に出頭して銃刀法違反(所持)の疑いで現行犯逮捕されている。