車が来たため、自転車から降りて路肩に寄る生徒=白川町下佐見
細江茂樹町長から表彰状を受け取る田口まゆさん=白川町上佐見、佐見中学校

 3月末で閉校する佐見中学校(岐阜県白川町上佐見)の生徒会が、交通安全の取り組みにより町の功労者表彰を受け、同校で授与式が行われた。

 同校では約50年前、自転車通学中の生徒と車による接触事故が起きたことを受け、当時の生徒会が話し合い、「自転車通学中に車に遭遇した場合は、自転車から降りて路肩に寄るとともに、運転手に会釈する」というルールを決めた。この交通安全運動は半世紀にわたり引き継がれ、生徒だけでなく、住民の交通安全意識を高めることにもつながった。

 同校は白川中学校と統合することから、4月以降、生徒はバスで通学する。長年続いた運動が区切りを迎えるため、地域住民から「子どもたちによるこれまでの功績をたたえてほしい」との声が上がっていた。

 式には、全校生徒18人が出席。生徒会長の3年生が細江茂樹町長から表彰状を受け取った。同校は、県教委の本年度学校安全優良校にも選ばれており、表彰状の伝達も一緒に行われた。