5日の八戸戦でフル出場したFC岐阜のMF柏木=長良川競技場

 J3で10位のFC岐阜は第12節の12日午後2時から、長良川競技場で首位の鹿児島と3試合ぶりの勝利を懸けて対戦する。10日のオンライン会見で横山監督は「首位に勝つことで浮上するきっかけにしようという働きかけを選手にした」と明かした。今後の浮沈を占う一戦となる。

 監督交代後に2連勝したが、その後は2試合連続引き分け。前節は下位の八戸を相手にボールを正確につなげず、横山監督が率いるようになって初の無得点に終わった。今週はビルドアップ(攻撃の組み立て)を重点的に確認したという。推進力のあるFW村田は「連動した動きが鍵。自分で仕掛けるのも大事だが、味方を使って誰かが決める動きを意識してできれば」と語った。

 鹿児島は、リーグトップ7得点のFW有田、5得点のFW米沢、起点になるMFロメロフランクら攻撃陣が充実。守備でも、失点数はリーグ最少を誇る。攻守に手ごわいが、横山監督は「球際などバトルでやられないことと、チームとしてつながりを持って意図的に戦うことが大事になる」とポイントを挙げる。

 鹿児島とは勝ち点11差をつけられているが、J3で長く戦っている指揮官は「このまま鹿児島が突っ走るのも難しいはず。上位に勝っていくことで混戦にしていける」と強調した。

 主将のMF柏木は「自分たちにプレッシャーをかける必要はないが、この試合を落としたら厳しくなると全員が把握できていると思う」とチームの決意を代弁。「失点ゼロを心掛けて、ただ守りに入り過ぎないように試合に臨みたい」と見据えた。