岐阜県と岐阜市は20日、県内25市町などで新たに96人の新型コロナウイルス感染と入院中だった多治見市の70代男性の死亡を確認したと発表した。新規感染者が2桁になるのは1月11日以来、約半年ぶり。前週の月曜日(13日)と比べ27人減り、28日連続で前週の同じ曜日を下回った。感染者は累計10万5581人、死者は計344人となった。

 県健康福祉部の堀裕行部長は「確実に減少傾向にある」としながらも、要因については「ワクチンの追加接種など複数あるのだろうが、どうしてこれだけ大きく減ってきたのか正直分からない」と述べた。県内での第6波収束の判断については「昨年12月下旬のように、新規感染者ゼロの日が何日か続く状況になれば」と慎重な姿勢を崩さず、引き続き体調不良時に行動を控えるなど対策の徹底を呼びかけた。

 新たに公表したクラスター(感染者集団)は4件。中津川市の障害者福祉施設で通所サービスの利用者ら9人が感染したほか、大垣市と高山市、可児市の高齢者福祉施設で各7人の感染が確認された。拡大したクラスターは2件で、多治見市の高齢者福祉施設では1人増えて計34人となった。

 直近1週間の新規感染者数の平均は205・0人で、人口10万人当たりでは72・52人だった。19日時点の病床使用率は14・1%で、宿泊療養施設の入所者は187人、自宅療養者は1234人となっている。