国内で医薬品として承認されていない成分「シブトラミン」が含有していた疑いのあるチョコレートを販売していたとして、岐阜県警が本巣郡北方町の雑貨店を調べていることが26日、関係者への取材で分かった。県警は医薬品医療機器法違反などの疑いを視野に調べている。

 シブトラミンは食欲抑制作用があるものの、動悸(どうき)や頭痛などの副作用がある。他県では成分が検出されたゼリーやチョコレートを食べて、体調不良になった事例が相次いでいる。

 関係者によると、情報提供を受け、6月中旬に県警が販売していたとされる雑貨店からチョコレートを回収した。今後、成分を鑑定するなどして、シブトラミンが含有されているかや流通経路を調べる。

 雑貨店の関係者によると、店舗はベトナム国籍の男性(29)が経営し、インターネットを通じて販売していたという。男性の親族で別の店舗を経営する20代の男性は「ネットで仕入れ、店などで売っていたら、警察が来たらしい」と話した。