参加者が造林、育林の機械化の先進事例を学んだシンポジウム=美濃市曽代、県森林文化アカデミー

 岐阜県森林文化アカデミーは林業の造林、育林作業の機械化に関するシンポジウムを、美濃市曽代の同アカデミーで初めて開き、全国の林業関係者約50人が先進事例を学んだ。

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 林業での機械化は、伐倒作業では進んできたものの造林、育林では人力に頼ることが多いのが現状という。木を伐出後、苗木を植えて再造林する前に行う準備作業「地拵(ごしら)え」や苗木の育ちをよくするため、周囲の雑草や雑木を刈り取る「下刈り」は重労働で危険を伴うため、機械化が注目されている。

 林野庁、山梨県、長野県、大分県の担当部局の職員のほか、林業機械製造販売「キャニコム」(福岡県)の社員、同アカデミー森林技術開発・支援センター職員が発表。対人地雷除去機をベースにしたクラッシャ地拵え機の開発、活用や重機を用いた下刈りの実証実験を紹介した。

 同アカデミー森林技術開発・支援センター職員の大島愛彦さんは、林業用無人化技術を用いた場合、人力作業と比べると作業効率が1・7倍向上することをデータで示した。発表後、活発な質疑応答があった。