来年1月の岐阜県知事選は、新日本婦人の会県本部会長の稲垣豊子氏(69)=共産推薦=が3日に無所属での立候補を表明し、過去最多に並ぶ4氏による戦いの構図がほぼ固まった。知事選への女性の立候補は初めてで、4人が争うのは1977年以来、44年ぶりとなる。さらに知事選に大きな影響力を持つ自民党県連は、5選を目指す現職の古田肇氏(73)と、元中央官僚で新人の江崎禎英(よしひで)氏(56)の間で支持が割れており、「自民王国」の岐阜県で55年ぶりの保守分裂となる。
スマホ見せてグルメ・買い物お得に 岐阜新聞デジタルクーポン出馬を予定する4人は3日、それぞれ取材に受け止めを語った。
古田氏は同日、主に新型コロナウイルス関連の対応や協議といった執務をこなした。県民に警戒を呼び掛けた記者会見の後、「それぞれの政策を大いに述べ合って、実りの多い選挙戦になればいい」と好意的な見方を示した。
江崎氏は終日、飛騨地域の支持者などを回り、ミニ集会などもこなした。4氏出馬については「社会が変わろうという局面でいろいろな政策に触れ、考えてもらう機会となる。より多くの人に政策を伝えたい」と意気込んだ。
稲垣氏は、出馬表明の記者会見で保守分裂選挙を批判。「保守分裂ではなく、初の女性出馬ということで歴史的な選挙になればいい」と強調。「(保守の)権力争いの中で、生活弱者の声をはじいては(排除しては)いけない」と述べた。
元県職員の新田雄司氏(36)は「選挙準備を着々と進めている。県民不在の選挙とならないよう政策を訴えていきたい」と話した。
知事選は、来年1月7日告示、同24日投開票。









