岐阜県中津川市神坂の神坂中学校は13日、同市と長野県阿智村にまたがる富士見台高原(1739メートル)を訪れる研修を実施した。3年生11人が、67年前に落雷で亡くなった同校生徒4人を追悼する碑の前で先輩たちに思いを寄せた。
かんたん検索! 岐阜県・東海のイベント お出かけ情報総合サイト「ぎふっと!」同校は毎年、1955年8月3日にあった校外学習中に落雷で命を落とした先輩4人を追悼し、自身の決意を表明する場として、1泊2日の行程で全校登山を実施している。2018年からは「ささゆりプロジェクト」と銘打って、「落雷遭難の碑」の近くでササユリの種をまく活動にも取り組む。本年度は5月に全校で日帰り登山を行う予定だったが、新型コロナの影響で延期し、昨年度に続いて3年生のみで実施した。
一行は山小屋「萬岳荘」まで車で移動した後、ササユリが咲き誇る登山道を歩いて、慰霊碑まで登って全員で黙とうをささげた。生徒会長の女子生徒が「全校で研修を行うことはできなかったが、3年生だけでもこのような形で実施することができてうれしかった」とあいさつし、同校の伝統を後輩に引き継げたことに喜びの思いを込めた。また校歌を合唱し、加知昌彦校長が慰霊の言葉を述べた。
最後に生徒は碑の周辺にササユリの種をまいて、花でいっぱいになることに願いを込めた。










