岐阜県と岐阜市は15日、県内39市町村などで新たに1044人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。前週の金曜日(8日)から406人増加し、19日連続で前の週の同じ曜日を上回った。感染者は累計11万7017人となった。

 直近1週間の新規感染者数の平均は851.86人、人口10万人当たりでは301.35人で、今年2月22日以来、約5月ぶりに300人台を上回った。

 オミクロン株は重症化リスクは低いとされているが、15日に県庁で開かれた本部員会議では出席者が、これまでのデータや実験などから派生型「BA・5」はBA・2などよりも重症度が高い可能性を指摘した。「オミクロン株は肺では増殖しないとされてきたが、BA・5は一部が肺で増殖し、デルタ株の特徴を備えたオミクロン株になってきている可能性があるため侮れない」と警戒した。県によると、直近の感染者358人のうち、42%がBA・5の疑いがあり、急速に置き換わりが進んでいる。

 15日に新たに公表されたクラスター(感染者集団)は7件。このうち、保育施設関連では岐阜市で63人、瑞穂市では41人の感染が確認された。高齢者福祉施設では3件で、中津川市で14人、高山市で13人、瑞穂市で10人の陽性が判明。この他、下呂市の病院で8人、羽島市の障害者福祉施設で7人の感染が確認された。

 重症者は1人のまま。14日時点の病床使用率は24.6%。宿泊療養施設の入所者は572人、自宅療養者は4300人となった。