岐阜県と岐阜市は16日、県内39市町などで新たに過去3番目に多い1208人の新型コロナウイルス感染と、入院していた高山市の80代男性の死亡を確認したと発表した。新規感染者は3日連続で千人を上回り、土曜日に千人を超えるのは初めて。前週の土曜日(9日)から約2倍で、20日連続で前の週の同じ曜日を上回った。感染者は累計11万8225人、死者は計352人となった

 月別の感染者数で7月は計1万511人で、今年5月以来、2カ月ぶりに1万人を上回った。直近1週間の新規感染者数の平均は940・57人、人口10万人当たりでは332・74人で、いずれも過去最多に迫っている。

 感染者の年代別では20代以下が46%を占める一方で、60代以上は15%で、若年層を中心に感染が確認されている。県は今後、家族内での高齢者への感染拡大を警戒し、「改めて基本的な感染防止対策をお願いしたい」と求めた。

 新たに公表したクラスター(感染者集団)はなかったが、11件のクラスターが拡大した。このうち、保育施設関連では山県市で17人の感染が新たに分かり111人、瑞穂市では10人の陽性が判明し51人となった。

 重症者は1人のまま。15日時点の病床使用率は24・3%。宿泊療養施設の入所者は592人、自宅療養者は前日から約500人増えて、4832人となった。