山下武雄署長から感謝状を受け取った矢嶋洋子さん=下呂署

 岐阜県警下呂署は20日、道に迷った高齢男性の保護に適切に対応したとして、下呂市金山町戸部、自営業矢嶋洋子さんに署長感謝状を贈った。

 同署や矢嶋さんによると、今月1日午前7時55分ごろ、同市内在住の男性(81)が同市金山町戸部の県道沿いを歩いているのを、車に乗った矢嶋さんが見つけた。周囲に人家はなく、矢嶋さんが声をかけると、男性は「名鉄の駅まで行く」などと話したという。このまま放置できないと考えた矢嶋さんは、同署に通報するとともに男性を車に乗せ、水を飲ませるなどしながら、同町金山の公共施設駐車場で署員に引き渡した。

 山下武雄署長から感謝状を受け取った矢嶋さんは「この日は朝から暑く、孫が忘れた水筒を小学校まで届ける途中だった」という。「市の集落支援員にも連絡したら、(高齢者に関する相談窓口となる)市地域包括支援センターにもすぐ連絡され、警察から行政への引き継ぎも円滑だった。地域の連携で無事に保護できた」と話した。山下署長は「すぐに通報してもらい、男性を無事に保護することができ感謝している」と述べた。