今季の営業が始まり、鮎を炭火で焼き上げる従業員=揖斐川町北方、川口やな

 岐阜県揖斐川町北方の川口やなで、今季の営業が始まった。店内は鮎料理を味わおうと、県内外から訪れた来店客でにぎわい、焼き場では従業員が鮎を炭火で焼く作業に追われた。

 揖斐川沿いにあり、風景を楽しみながら塩焼き、刺し身、フライといった鮎料理を味わえる。例年、国の無形民俗文化財の「揖斐川の簗(やな)掛け技術」によるやなを客席正面に設置している。昨年はコロナ禍などの影響で設営を見合わせたが、今季は8月1日のやな場解禁に合わせ、雰囲気を感じてもらおうと一部設営している。

 折戸寿盛代表(67)は「初日から多く来店があり、楽しみにしてくれていた人が多かったのだと感じる」と話す。営業は10月までだが、「新型コロナウイルス感染拡大により営業自粛となる可能性もあるので、できれば早めに来ていただき、料理を楽しんでほしい」と話している。