中学生と対談する栗山圭介さん(右)=関市本町、ダイワコスモスビル

 岐阜県関市出身の作家栗山圭介さん(59)と地元中学生によるトークセッション「夜空のふるさトーク」が、同市本町のダイワコスモスビル特設会場で開かれ、栗山さんが軽妙なトークで中学生の本音を引き出した。

 本町通りで開かれた同市ふるさと夏まつりの一環で、子どもたちに古里関市について考えを深めてもらうのが狙い。事前に地元の中学生にアンケートで夢や悩みなどを尋ね、その内容も交えて、栗山さんが中学生ら10人とフリートークを展開した。

 「こんな大人もいるんだよと伝えるのが私の仕事」と話した栗山さんは、生徒の「タブレットや鉄道模型などが気になり、勉強に集中できない」「好きな人に好きになってもらうには」「夢中になれることがない」などの悩みに耳を傾け、自身の人生経験に触れつつ助言。「勉強に集中できない」と話した生徒には「ある人が一つのことに集中している間に、(あなたは)たくさんの楽しいことを経験しているかも」と新たな視点や考え方を紹介した。

 地元の同市について「どこか程よいゆとりと穏やかさが魅力」と語り、今は物や情報が手に入りやすい時代だが、関市の自然や暮らしはここにしかないもの」と地元に目を向ける大切さも説いた。