岐阜県と岐阜市は28日、県内40市町などで新たに過去2番目に多い2783人の新型コロナウイルス感染と3人の死亡を確認したと発表した。県内の感染者は累計14万1082人、死者は計363人となった。直近1週間の新規感染者数の平均は2223・43人、人口10万人当たりは786・56人でいずれも過去最多を更新した。

 新規感染者数は10日連続で千人を超え、古田肇知事は「専門家から見てもまだまだ増えていく状況。県民の皆さんには、日々の行動や生活などで感染への警戒を徹底していただきたい」と改めて呼びかけた。

 死亡したのは、瑞穂市の80代男性と養老郡養老町の90代男性、可児市の80代女性の3人。重症者数は3人で変わらないが、このうち30代の患者1人が人工心肺装置「ECMO(エクモ)」を使った治療となった。

 自宅療養者数は前日から1113人増の1万2760人。県は29日から、保健所などの負担軽減を目的に、重症化リスクの高い人を除いて、毎日の健康観察を行う自宅療養者をこれまでの「40歳以上」から「50歳以上」に引き上げる。

 新たに公表されたクラスター(感染者集団)は6件。うち医療機関は3件で、郡上市32人、岐阜市22人、羽島市5人。高齢者福祉施設は2件で、恵那市15人、羽島市9人。多治見市の障害者福祉施設では8人の感染を確認した。

 また、県議会事務局は28日、伊藤秀光県議(71)=県政自民クラブ、大垣市選挙区=が新型コロナウイルスに感染したと発表した。事務局によると、27日に感染を確認。発熱があり、現在は自宅で療養している。