新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、岐阜県は河川敷などでのバーベキューの自粛を求めている。県が管理する約160カ所の河川敷の入り口をバリケードで封鎖。「まん延防止等重点措置」の適用を受けて強化された対策の一環だ。県内の感染者数は連日100人を超える。実際にバーベキューがクラスター(感染者集団)の原因になったケースも複数発生しているが、自粛はどう受け止められているのだろう。無料通信アプリLINE(ライン)で読者とつながる「岐阜新聞 あなた発!トクダネ取材班」は、フォロワー(登録者)に賛否を聞いた。
かんたん検索! 岐阜県・東海のイベント お出かけ情報総合サイト「ぎふっと!」◆「いいなあ、大人は」学校行事中止の子どもつぶやく
アンケートは12日午前から13日まで登録者を対象に実施し、238人から回答があった。
「賛成」「仕方がない」「反対」「その他」で分類すると、一番多かったのは「賛成」で55・9%。22・7%の「仕方がない」と合わせると、8割の人が河川敷でのバーベキュー自粛を受け入れる姿勢を示した。
大垣市の無職男性(73)は「もっと早くから対策すべきだった。アルコールを飲んで密になれば濃厚接触になる」と指摘。各務原市の女子学生(21)は「我慢するのが当たり前の時期なのに、わざわざ感染するリスクが高いことをする意味が分からない」とした。
大垣市の医療従事者の男性(32)は「自粛大賛成」。河川敷でバーベキューをしている大人を見て、自身の子どもが「いいなあ、大人は」とつぶやいたという。「子どもたちは今年学校の授業でのプールも取りやめ。修学旅行はおそらく行けず運動会もできない。いろんな楽しみが消えていく中で、なぜ一部の大人がお酒を飲んで騒いでいるのか」と憤った。
「反対」は9・7%。元教員の女性(61)は「密を防ぐ方法を考え、一律閉鎖にするべきでない」とし、「バーベキュー場をこの際広げたり、別の場を紹介したり方策を考えるべき」とした。揖斐郡大野町の介護職の女性(60)は「屋外でのバーベキューまで規制するのなら、オリンピックも中止して」。「やりすぎ」「やめさせたいなら法に基づく強制力を行使するべき」とする声もあった。
河川敷でバーベキューをすること自体に疑問を呈する声も複数あった。羽島市の主婦(58)は「ごみの放置などマナーが悪すぎる。普段でも専用施設でのみ許可すべき」、岐阜市の男性会社員(66)は「いっそのこと、河川敷や公共の施設をバーベキューなどで利用する場合は届け出制にしてはどうか」と寄せた。
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