「とんかつに合うジャムができた」。県産柿のPR活動に取り組む「ぎふベジ研究所柿ラボ」が、県産柿のジャム「柿びしお」を開発した。担当者は「とんかつに合う」という。本当だろうか? 記者は大学時代、まかないのみそかつ目当てに定食屋でバイトし、週2でみそかつを食べていたほどのみそ好きである。果たして「柿びしおとんかつ」はみそかつを超えるのか。検証すべく、岐阜市内で開かれた試食会に参加した。合うのか合わないのか。味の真相を報告する。

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柿のうま味が詰まったジャム「柿びしお」=岐阜市出屋敷、いぶき福祉会第二いぶき

みそのような香り

 試食会が開かれたのは、同市出屋敷にある社会福祉法人いぶき福祉会の第二いぶき。会場のテーブルには、とんかつ、白米、食パン、餅、里芋、キュウリ、キャベツ、ダイコンがずらりと並んでいた。スタッフの方に盛り付けてもらい、席に着いた。「何から食べようか」。迷いながら、まず口に運んだのはダイコン。口の中に入れた瞬間、みそのような香りが広がり、かめばかむほどに柿の甘みを感じた。「これはいける」と確信した。

 

 次は白米。五平餅だ。こうじの風味が生きており、米とマッチ。屋台で売っていたら必ず買ってしまうだろう。お次はパン。これもおいしい。柿のフルーティーさが前面に立ち、子どもが好きそうな味だ。パンをおかわりしたいくらいだ。

白米につけた柿びしおはまるで「五平餅」