臨時の医療施設を設置する方針を示す古田肇知事=2日午後4時30分、県庁

 古田肇岐阜県知事は2日、記者会見で、新型コロナウイルスの感染急拡大に伴い増加する自宅療養者に対応するため、今月中旬をめどに宿泊療養施設をさらに約250床増やす方針を示した。その上で、県内で8月21日から始まった自宅療養について、「9月中旬から下旬以降にかけて自宅療養者をゼロにもっていきたい」と述べた。

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 県は1日に宿泊療養施設140床、2日に病床34床を増やし、現在、宿泊療養施設1271床、病床817床を確保。一方、1日時点の自宅療養者は872人に上っている。

 古田知事は、新たに東濃と中濃地域で宿泊療養施設を設置する方向で準備を進めているとし、「自宅療養はあくまで緊急避難措置。できるだけ早く元に戻したい」と強調した。

 また、古田知事は、医療体制が逼迫(ひっぱく)していることを受け、臨時の医療施設の設置を検討していると明らかにした。4日に専門家会議を開き、対象者や施設の機能、規模、開始時期などについて協議するとし、「最悪の事態に備え、先手を打って体制を整えていく。早急に結論を出して具体化したい」と話した。