一口サイズと小さく、糖度が高い「ベビーパーシモン」=本巣市上保
収穫の最盛期を迎えた「ベビーパーシモン」=本巣市上保

 柿の産地の岐阜県本巣市で、一口サイズの柿「ベビーパーシモン」の収穫が最盛期を迎えた。同市上保の加藤柿園の畑では10日、鮮やかに色づいた小さな果実が枝いっぱいに広がり、パート従業員が一つずつ丁寧に摘み取っていた。今季の収穫は10月上旬まで続く。

 同園代表でマル糸柿振興会員の加藤一美さん(51)によると、ベビーパーシモンは新潟県で40年ほど前に見つかった突然変異の渋柿で、県内で7軒の農家が栽培しているという。

 直径1~3センチほどの大きさで、渋みを抜くことで、皮をむかなくてもそのまま食べることができる。糖度が高いのが特徴。

 同園では、2013年からベビーパーシモンを出荷。昨季は天候不順などの影響で収穫量が見込みより少なかったが、今季は天候に恵まれ、過去最高の1・5トンの出荷を見込む。

 この日、パート従業員が約80キロの柿を収穫し、大きさや重さなどを選別し出荷。愛知県の市場を通じて料亭や和菓子店に販売されるほか、本巣市のJAぎふ直売所でも購入できる。

 加藤代表は「昨季は収穫が落ち込み悲鳴を上げたが、今季は収穫量が多く、うれしい悲鳴。ぜひ食べてほしい」と話す。