岐阜県山県市伊自良地区の晩秋を彩る「連柿」づくりが最盛期を迎えている。民家の軒先には、すだれのようにつるされた渋柿が秋風に揺れ、甘味を蓄えながら出荷の時を待っている。
地元産の渋柿「伊自良大実」を使った干し柿で、地区の18軒の農家がつくっている。皮をむいた柿を竹串で3個ずつ横に刺し、10列分をわらで結って1連にする。約20日間かけて天日干しし、はけで表面に傷を付けることで糖分が白い粉になって浮き出てくる。
伊自良大実連合会代表の佐野敬二さん(74)も24日、作業に励み、この日までにつるした柿は1万個を超える約350連にも上った。「今年は台風の被害もなく、大玉で良い柿が収穫できた。正月用の縁起物として甘い連柿をぜひ味わってほしい」と佐野さん。12月10日ごろから出荷する。










