(資料写真)長良川鵜飼

 岐阜市は29日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて開催を見合わせてきた長良川鵜飼の観覧船運航と鵜匠による鵜飼漁を、10月1日から再開すると決めた。開催は42日ぶりとなる。

 緊急事態宣言の解除に伴う再開で、29日の対策本部会議で方針を示した。飲食物の持ち込みは可能とし、飲酒は午後8時までと決めた。観覧船の乗船定員は、7割までに減らす。

 30日までの中止日数は計90日で、過去最多を更新した。今季の乗船客数は約1万400人で、10月1日から最終日の15日までの予約人数は約1900人。柴橋正直市長は「残りわずかな鵜飼を利用者に楽しんでもらい、市民の希望につなげていきたい」と述べた。

 岐阜市では、休館や利用停止としていた複合施設「みんなの森ぎふメディアコスモス」、岐阜城、市歴史博物館などの公共施設も再開する。

 関市の小瀬鵜飼の観覧船を運航する関遊船(同市小瀬)も、10月1日から運航を再開すると発表した。