FC岐阜ラベルの「長良泉」と県産鮎の一夜干し
FC岐阜ラベルの「応援セット」を販売する各店店主とFC岐阜スタッフ=岐阜市長良、樽綱本店

 サッカーJ3、FC岐阜のエンブレムやユニホームの柄をラベリングした日本酒が誕生した。岐阜市長良の老舗酒店「樽綱(たるつな)本店」の銘柄「長良泉」とのコラボで、FC岐阜仕様のラベルを作成。2種類の生原酒にホーム用とアウェー用のユニホームのラベルをそれぞれ貼り、鮎の一夜干しを添えた数量限定の「FC岐阜応援セット」として予約販売している。J2昇格を決めた後の"祝い酒"として味わいたい一品だ。

 同店は、FC岐阜がホームスタジアムにする長良川競技場の近くに店舗を構えている。「長良泉」は、造り酒屋だった同店で明治から昭和初期に生産されていた日本酒で昨年、同店を中心に岐阜市内の酒店や飲食店の有志が集まり、日本泉酒造(同市加納清水町)の製造で復刻し、販売している。岐阜産のコメや水、酵母を使って岐阜で仕込む岐阜オリジナルの酒だ。

 FC岐阜ラベルは、今季からチームのユニホームサプライヤーになったアパレルメーカー「三敬」(同市茜部大川)など、ユニホーム製造に関わる県内企業との縁がきっかけで、FC岐阜公認のコラボ商品として実現した。

 応援セットはオール岐阜で売り出し、今年の新酒を先行して入れる。「無濾過(ろか)生原酒」にホーム用、「笊濾(ざるこ)しにごり生原酒」にアウェー用のユニホームのラベルを貼り、ホーム&アウェーの4合瓶2本と割烹「濱芳」(同市御浪町)特製の県産鮎の一夜干し1枚を添えて、1セット5千円(送料込み)で予約販売中。売り上げの一部がFC岐阜に寄付される。

 樽綱本店の店主神谷登貴彦さん(61)は「今回の連携を機にFC岐阜の成績が気になり、応援するようになった。J2昇格の瞬間に飲んでもらえたら」と話している。FC岐阜は、県産品のPRに役立つよう、来季以降も新しいユニホームの柄で連携していきたいとしている。

 樽綱本店をはじめ、長良泉復刻に関わった「酒のひろせ」(同市柳津町本郷)と「田中屋商店」(同市岩崎)で予約受付中。数量限定のため、今月中には売り切れそうという。