「天空の茶園」で和気あいあいと枝と茶葉を収獲するいぶき福祉会の施設利用者ら=揖斐郡揖斐川町春日六合、上ヶ流茶園

 岐阜市島新町の社会福祉法人いぶき福祉会の施設利用者らが、「岐阜のマチュピチュ」として知られる揖斐郡揖斐川町春日六合の上ヶ流(かみがれ)茶園で茶刈りを行った。

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 茶園は伊吹山の麓、標高300メートルの場所にあり、農薬を使わないでお茶を育てている。一面に広がる茶園の景色がペルーの都市遺跡に似ていることから、一帯は「岐阜のマチュピチュ」として知られている。

 知的障害などがある利用者らに自然に触れてもらおうと、同会は2014年から同所でお茶作りを始めた。この日は、参加者15人が3年以上育てた茶葉や枝を刈り取った。

 収穫した茶葉と枝は1年かけて熟成させ、三年番茶として同会が商品化する予定。冬の三年番茶は、煎茶よりもカフェインやタンニンが少ないのが特徴とされる。

 参加した酒井玲奈さん(38)=岐阜市=は「楽しかった。お茶が楽しみ」と笑った。同会職員の辻本隆太さんは「ぜひ多くの人にお茶を飲んでもらいたい」と話した。