衆院は14日午後、解散される。過去の衆院解散には「バカヤロー解散」「郵政解散」「国難突破解散」などの名前が付いたこともある。今回の解散にあなたが命名するなら-。無料通信アプリ「LINE(ライン)」で読者とつながる岐阜新聞の「あなた発!トクダネ取材班」が登録者からメッセージを募ると、「コロナ」を含む名付けが寄稿総数の約3割を占めた。「今のうち」「尻拭い」など、岸田新内閣発足後の印象に着眼した名前も多かった。

 「コロナ解散」と名付けたのは9人。岐阜県揖斐郡池田町の無職男性(70)は「感染の次の波が懸念される中、コロナとどう向き合い、いかに経済の立て直しを図るかが争点」と寄せた。「コロナ禍解散」とした岐阜市の団体職員(32)は「前政権のコロナ対応の評価、今後の経済対策に注視するためにも、この名前に」と述べた。「アフターコロナ対策解散」とした同市の会社員(65)は「第6波への備えと共に、経済や外交、行政課題に攻めの対策を講じてほしいという願いを込めて考えた」と話した。

 新政権の印象から着想した名付けも。「今のうち解散」と寄せたのは3人。関市の自営業(63)は「支持率が降下しないうちに、またコロナ新規感染者の発生が少ないうちに、選挙モードに入りたいように映るから」と理由を述べた。郡上市出身で川崎市の会社員(61)は「(閣僚の)ボロが出る前解散」。「総裁選をだらだらと行って、国会審議を最短にして野党の追及をかわす姑息(こそく)な解散劇だ」と皮肉った。

 自民党の岸田文雄総裁が第100代の首相となったことにちなんで「100代目だったのに解散」としたのは、岐阜市の女性会社員(43)。「きりがいいのに短命って何だか残念」と寄せた。大垣市の男性会社員(31)は史上初めて衆院議員の任期を超えて衆院選が行われることに着目し「任期超え解散」と名付けた。

 加茂郡八百津町の男性公務員(53)は、「尻拭い解散」。「コロナ対策や改憲論議など、菅義偉前首相の後を継いでやっていかないといけないことが多そうだから」。各務原市の男性会社員(50)は「菅政権忘れ物解散」。「菅首相の時に解散して国民に信を問うべきだった」と残念がった。

 政治に託す思いを込めたネーミングもあった。関市の自営業男性(59)は「禍払拭(わざわいふっしょく)解散」と名付けた。「コロナに振り回されて何もできなかった菅政権を経て新たな時代に向かうために、コロナ禍を払拭してもらいたい」と期待を寄せた。

 メッセージは11日夜から13日正午にかけて募り、62件が集まった。