明治神宮大会初戦に向け練習に励む中部学院大の選手=中部学院大桐ケ丘球場

 第52回明治神宮野球大会は20日、東京都の明治神宮球場で開幕する。3年ぶり4度目出場の中部学院大(東海・北陸・愛知3連盟代表)は大会第3日の22日、第4試合(午後4時開始予定)で神奈川大(関東5連盟第2代表)と龍谷大(関西5連盟第2代表)の勝者と対戦する。大西淳史監督代行は「ここまで接戦を勝ち抜いたことで、諦めない気持ちが強くなった。これは全国の舞台でも武器になる」と言葉に力を込める。目標に掲げる日本一への挑戦が始まる。

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 岐阜リーグでは中京学院大との優勝決定戦で延長十二回タイブレークの末、8-6で勝利し優勝。東海地区選手権1回戦では鈴鹿大に7-5で競り勝ち、東海・北陸・愛知3連盟王座決定戦決勝では、今春の全日本大学選手権準優勝の福井工大に延長十回5-4でサヨナラ勝ちを収めるなど接戦をものにしてきた。主将の広部就平は「試合をするたびにチーム力がついた」と手応えを口にする。

 「先制点を取る。攻撃からリズムをつくりたい」と広部が話すように、強打のチームだ。岐阜リーグでは1番藤本舜が打率5割をマークして首位打者に輝いた。3番三塚武蔵(県岐阜商高出)、4番広部に加え、藤本と共に首位打者を獲得した5番鈴村哲(桜丘中出)のクリーンアップは強力。藤本は「自分が塁に出てチームに勢いをもたらす」、長打が武器の三塚は「初めての全国の舞台で本塁打を打ちたい」と自らを奮い立たせる。

 投手陣もエース秋田稜吾(長森南中出)を軸に、伏見拓真や瀬田竜雅ら8人がベンチ入りする。秋田は「後ろに良い投手がいるので心強い」と信頼を口にする。

 春は岐阜リーグを制しながらも新型コロナウイルスの影響で全日本選手権出場を懸けた東海地区春季選手権の出場を辞退しており、明治神宮大会へ懸ける思いは強い。広部はチームの思いを代弁するように言う。「まずは目の前の一戦」。その先に悲願の全国制覇は待っている。