高田明浩四段

 岐阜県各務原市在住の将棋プロ棋士、高田明浩四段(18)は7日、大阪市福島区の関西将棋会館で行われた第63期王位戦予選のトーナメント1回戦で、対局開始時間に遅刻しながらも、千日手指し直しの末、西川和宏六段(35)を破った。高田四段はデビューから無傷の4連勝。

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 高田四段は午前10時開始の対局に46分遅れで到着。規定により遅刻時間の3倍の2時間18分を持ち時間4時間から引くペナルティーを負った。高田四段が先手番となり79手で同一局面が繰り返される千日手が成立。指し直し局で後手番に替わった高田四段は、持ち時間29分を残し122手で西川六段を投了に追い込んだ。

 高田四段は先週末から大阪市内のホテルに宿泊していた。父浩史さん(48)によると「アラームがならなくて」と午前10時30分ごろメッセージが届いた。それでも、昼食で親子丼と冷やしうどんを平らげた後の指し直し局では、劣勢でも果敢に攻め終盤に逆転。最後は王と玉が1マス空けて向かい合う激戦となった。高田四段にとって西川六段は練習に付き合ってもらうなど奨励会入会当時からの恩人。終局後「西川先生にしっかり謝りました」と浩史さんに報告があった。

 高田四段は王位戦次戦は井上慶太九段(57)と対戦する。