JR東海の3月18日のダイヤ改正で、高山線を走る特急ひだの全ての定期列車が、新型の特急車両「HC85系」に統一される。富山方面に続き、大阪方面にもHC85系を投入。これにより、1989(平成元)年にデビューした従来の特急車両「キハ85系」での定期運行が終わる。
かんたん検索! 岐阜県・東海のイベント お出かけ情報総合サイト「ぎふっと!」最後の思い出を作ってもらおうと、JR東海は、ダイヤ改正前の3月4、5、11、12日の土日、名古屋―高山間の上下線で、キハ85系を使った「特急『ありがとうキハ85系ひだ』号」(4両編成)を運転する。〝リバイバル編成〟と称し、デビュー当時の編成を再現。全車両の車体番号を〝1番〟で統一する。
4日間とも、下りが名古屋駅午前8時57分発・高山駅同11時46分着、上りが高山駅午後1時44分発・名古屋駅午後6時1分着。車内では、車内チャイムの放送をはじめ、美濃太田運輸区と高山運輸区の乗務員による〝おもてなし〟や、キハ85系での特急ひだの定期運行の思い出を振り返る企画がある。上りは、岐阜駅より先は稲沢線を走り、いったん名古屋駅を通過して熱田駅まで運転後、再び名古屋駅に戻る。
一般乗車は下りのみで、上りはジェイアール東海ツアーズが販売するメモリアルツアーの団体列車として走る。名古屋駅発着の日帰りツアーで、4日間とも往路はHC85系で高山駅に向かい、復路に特急「ありがとう」号に乗る。高山駅の駅弁やツアーオリジナルのノベルティが配られるほか、グリーン車プランとデラックスプランは、高山駅留置線での「ありがとう」号撮影会への参加や駅優先入場などの特典がある。さらに、デラックスプランには最前列座席が用意される。
ツアーの販売は1月12日に始まり、デラックスプランは抽選販売。下りの「ありがとう」号への一般乗車は全指定席で、乗車日の1カ月前の午前10時から、全国のJRの主な駅できっぷが発売される。
ほかにも、特急ひだでの定期運行が終わるキハ85系については、3月のダイヤ改正でHC85系が大阪―高山間の特急ひだに投入されるのを記念し、京都鉄道博物館(京都市)で2月23日から3月5日まで、新旧の両特急車両の特別展示が行われる。同館でのJR東海車両の展示は初めて。















