「定時退勤が当たり前」

西尾太我さん(操健康ケアセンター・岐阜市)

 昨年7月に入職しました。普通科の高校を卒業した後、保育の短大に入学したのですが、同級生に男性が一人もいないという状況に慣れることができず、1年生のうちに退学しました。その後は高校時代から続けていた梱包のアルバイトをしながら、次に進む道を考えていました。

 就職先で最も重視した点は10歳から続けているテコンドーと両立できるかどうかです。2019年には日本代表として世界選手権に出場させていただきました。練習は週4日ありますし、指導員もしていますので、ほぼ毎日、午後6時には道場にいる必要があり、これだけは譲れません。

 もともとは保育士を志していましたので、人と関わる仕事、福祉の仕事には興味がありました。私の母親が、テコンドーの生徒の母親に私が福祉の仕事に興味があるという話をしたところ、その方と操健康ケアセンターの浜田剛施設長が知り合いだったため、一度見学をしてみるということになりました。その縁あって就職しました。

 操健康ケアセンターは通所介護施設ですので定時は午後5時30分です。残業が少しでもあったらテコンドーに間に合いませんので、最初はパートとして働き始めました。正職員の方でも残業せずに帰れていることがわかったので、1月に正職員になりました。残業ができないという状況下でも安心して正職員になれてうれしいです。

 介護職員としての目標は、まずは他の職員のようにテキパキと仕事をこなせるようになること。利用者は一人一人もちろん性格が違いますから、声掛け一つでも、考えれば考えるほど迷ってしまいます。少しずつは慣れてきましたが。これからも一つ一つ、できることを増やしていきたいですね。