岐阜県は2日、新型コロナウイルス感染が確認された県内の30代男性と50代男性の2人が、「L452R」の変異があるウイルスへの感染が確認されたと発表した。L452R変異株には、インドで確認されたデルタ株や米国由来のイプシロン株などがあり、県内の確認事例は今回の2人を含めて3例目だが、海外の渡航歴がない人への感染は初めて。県は「市中感染が疑われる」としている。

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 県によると2人は、2日に新たに確認された岐阜市内の職場関連のクラスター(感染者集団)の感染者。不特定多数との接触はなく、現在入院をしている。L452R変異株のPCR検査を県内で実施したところ、2人の陽性が確認された。今後、国立感染症研究所で解析し、デルタ株などかどうか確認する。

 県内でのL452Rの陽性事例はこれまで、同研究所でデルタ株であると確定した1例だけで、海外からの帰国者だった。県健康福祉部の堀裕行部長は「(陽性者)周辺の検査を進め、抑え込んでいく」と述べた。

 県と岐阜市は2日、県内6市町で計7人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。感染者数は累計9269人。新規感染者数が10人以下は8日連続。

 新たに確認されたクラスターは、岐阜市の職場関連で7人。クラスターは6月22日以来、10日ぶりに確認された。拡大したクラスターはなかった。

 新規感染者の居住地別は岐阜市2人、多治見市、大垣市、揖斐郡大野町、安八郡安八町、同郡神戸町が各1人。年代別は30代4人、50代1人、60代2人。

【動くグラフ】新型コロナ感染者数の推移