小型犬で岐阜県内初の警察犬が誕生した。岐阜市の会社員林栄治さん(58)が指導するミニチュアシュナウザーの雄で2歳の「テトラ」だ。昨年11月の嘱託犬審査会に2度目の挑戦で合格した。小さな体格を生かし、県警の要請に応じて行方不明者の捜索活動などに従事していく。県警の担当者は「狭い空間での探索などで活躍してほしい」と期待を寄せる。

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 テトラは元々、ブリーダーである林さんの娘がペット用に販売していた。林さんが散歩に連れて行った際、小型犬には珍しく地面を嗅いで周囲の状況を探る動作が頻繁に見られたことから、警察犬としてのトレーニングを始めた。昨年の審査会で、犯人役の逃走経路を追跡しながら遺留品を見つける能力を試す「足跡追及」などの試験を小型犬として初めてパスした。

 岐阜北署で3日に嘱託書の交付式があり、加藤強署長がテトラを含む3頭を任命した。林さんは「テトラは賢く、堂々とした性格。手がかりを見つけ、事件を解決に導いてほしい」と語った。