長野×FC岐阜=前半、ゴール前で守備に入るFC岐阜の甲斐=長野Uスタジアム

 明治安田J3第14節最終日は4日、長野Uスタジアムなどで4試合が行われた。FC岐阜は長野に1-2で逆転負けした。首位のままだが、前半戦を白星で終えられなかった。通算成績は8勝1分け5敗の勝ち点25。

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 岐阜は前半にCKからMF中島の鮮やかシュートで先制したが、後半は守勢に回り2失点した。

 岐阜は次節試合がなく、次戦は東京五輪による中断期間を挟んで、8月28日にホームの長良川競技場で福島と対戦する。

◆後半、長野がクロスで猛攻

 「準備してきたもので得点は奪えたが、警戒したものでやられた。悔しい負け方」。FC岐阜は後半に主導権を完全に握られ、逆転負け。安間監督は、厳しい表情で語るしかなかった。

 前半23分の右CK。キッカーの吉浜は189センチの三ツ田ら長身選手を狙い中央に蹴り込むと思いきや、ペナルティーエリア外でフリーの中島へ。「事前の分析で空くことは分かっていた」と背番号8はボールを胸で落とし、右足一閃。ゴール左隅に突き刺した。試合前までの20得点中13点が前半。得意な形に持ち込んだ。

 だが、後半は防戦一方に。「相手とのかみ合わせもあった」とは敵将の横山監督。岐阜は5バックの布陣で守備に重心を置いたが、勝ったのは交代カードをうまく切りながら勢いを増していった相手の攻撃力だった。シュート本数は1対11。ゴール前に人数をかけてクロスをはね返し続けていたが、守り切る力はなかった。

 安間監督は、試合前に「クロスがリーグで一番多い」と話しており、チームは対応を対策してきた。中島は「相手の勢いをクリアでひっくり返すことができなかった」と悔しさをにじませた。DFは長身の選手をゴール前に並べており、監督は「強みであるはずのクロス対応でやられている」。総失点はリーグで3番目に少ないが、課題が浮き彫りになった。

 暫定首位で前半戦を終え、安間監督は「しっかりと上位グループにいる」と前を向いた。ただ、これで5敗目。強さと、もろさが同居している。