心音ケアセンター各務原のデイサービスの自慢はレクリエーション。季節の移ろいを利用者に存分に感じてもらえるよう、月1回のイベントは特に力を入れています。

手作りの桃の木や金びょうぶなどで華やかに飾り付けられた室内=各務原市那加東亜町、心音ケアセンター各務原
発泡スチロールの玉やトイレットペーパーの芯を使った工作に励む利用者

 3月はひな祭りをテーマに実施。室内は手作りの桃の木や金屏風、利用者が別の日に作った紙の雛人形を天井から吊るすなどとムード一色に。昼食にちらし寿司と茶碗蒸しを振る舞ってからのイベントスタートです。

 ひなまつりに関するクイズや歌の合唱、発泡スチロールの玉やトイレットペーパーの芯を使った工作などを2時間近くにわたって行い、利用者は終始笑顔を見せていました。職員の刈谷真紀さんは「準備は大変ですが、職員同士は協力し合い、さらには利用者にも手伝っていただいているため、残って作業することはありません。チームワークの良さで残業をしないで済んでいることも自慢できることだと思います」と話しています。