ヤマガタヤ産業の子会社でオーダー家具製造を手掛ける板蔵ファクトリー(岐阜県瑞穂市稲里、吉田香央里社長)は、県内の建築用石材メーカーや畳店などとコラボして、木材と異素材を組み合わせた内装建材や家具を開発、提案する取り組みに注力している。5月中旬には本社ショールームの一部を改装し、展示スペースを新設。主要顧客の設計業者、デザイナーに製品をPRし、県産材、国産材、異素材の受注拡大を図る。
氏名や役職・部署名で検索!「岐阜の経済・人事情報 ポータル」建築や建材に関するメーカーが県内に多くあることに着目し、企業のネットワーク構築と活性化を目的に、1年前から商品開発やショールームリニューアルの企画を進めてきた。
関ケ原石材(不破郡関ケ原町)の御影石と国産材クロガキの一枚板を使ったキッチン、大理石と板を組み合わせた床のほか、山田一畳店(羽島市)とコラボした家具、採光デザイン(関市)の美濃和紙照明など、県内企業と開発した建材や家具を多数展示。ショールーム全体のレイアウトをゼロファーストデザイン(東京)が手掛けた。改装費、商品開発費は約1千万円。
ショールームの見学者は約9割が設計や建築関係者で、好評を得ているという。吉田社長は「展示品と同じ商品を注文してもらうだけではなく、展示品を参考にしたり、新たなアイデアを得てもらったりするだけでも価値がある。ニーズを見ながら展示を変えていきたい」と話している。










