岐阜県大垣市新田町の喫茶店「亜蛮忠留(アバンチュール)」は、昭和レトロなメニューとして若者に人気のクリームソーダを7種類に増やした「レインボークリームソーダ」を開発した。見た目も味も多彩で、かち割り氷を使用した独特の食感も話題を集めている。
スマホ見せてグルメ・買い物お得に 岐阜新聞デジタルクーポン店は1976年に店主の林悦子さん(70)が、今は亡き夫正博さんと始めた。当時流行した「横文字」に当て字をした店名や、コンクリート打ちっぱなしの内装が当時を懐かしむ世代を呼び寄せる。
12年前に正博さんを亡くした後も1人で店を切り盛りしてきた悦子さん。名古屋市でコーヒー専門店を営む長男(47)から仕入れるオリジナルの自家ばいせん豆で提供するコーヒーや充実したランチメニューなどで人気を集める。
新型コロナウイルス禍で客足が激減した時期もあったが、別業種の次男(45)が手助けをして、無農薬野菜を使った手作りスイーツなど新メニューやテイクアウトに挑戦、常連客の支えもあって店を守ってきた。
クリームソーダは元々メロン、ストロベリー、ブルーハワイの3種類あり、かち割り氷を使った食感が人気の看板メニューの一つだ。今回、新たな味の開発を進め、彩りと味のバランスがいいシロップを調整。ぶどう、パイナップル、みかん、桃を加えて虹色にたどり着いた。
大きめのグラスからこぼれ落ちそうなほどたっぷりとバニラアイスを載せ、冷凍イチゴと自家栽培するミントを載せる。かち割り氷を使うので、最後まで全部おいしく飲み干すことができる。種類の豊富さからリピーターの獲得にも期待がかかる。
今月1日から売り出したところ、昭和レトロブームやコロナの5類移行を追い風に、若いカップルや子どもが写真を撮ったり分け合ったりして楽しんでいる。悦子さんは「お客さんは見た瞬間、『わぁ』と声を上げてくれる。最後まで全部食べてくれるのを見るのがうれしいですね」と目を細める。










