ヘルメットの歌に合わせて踊りを練習する園児たち。頭を守る動作を取り入れている=関市桐ケ丘、桐が丘幼稚園

 自転車に乗る時のヘルメットの着用を呼び掛けようと、岐阜県警はアニメ「カリメロ」を活用した啓発に乗り出した。卵の殻を頭に着けたなじみのキャラクターにヘルメットをかぶってもらい、替え歌や踊りを通して幅広い世代に浸透を図る。

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 カリメロは1970年代に初回が放送されたアニメで、その後も二度にわたってリメークされた。県警交通企画課は「カリメロプロジェクト」と題し、主題歌「ぼくはカリメロ」の替え歌で「ヘルメットの歌」を制作した。歌に合わせた振り付けも考え、頭を守る大切さを楽しく伝える。

 県警によると、昨年までの5年間に県内で発生した自転車事故の死傷者のヘルメット着用率は15・6%。着用していない人の致死率は着用していた人の約2・8倍に上り、園児や小学生、高齢者などを対象にした啓発で活用し、習慣づけを図る。

 ヘルメットの着用が4月の改正道交法で努力義務になり、県の街頭調査では、県内のヘルメット着用率は昨年9月の17・6%から今年5月は25・5%に伸びている。替え歌を生かした啓発で、さらなる向上を目指す。

 関市桐ケ丘の桐が丘幼稚園では、年長児たちが警察官らと共に歌と踊りを元気いっぱいに練習した。近く市内のショッピングセンターで披露する予定で、園児が着用を呼びかける。