高校生のチームが音楽に合わせて筆を振るい、特大の用紙に文字を書き付ける「第16回全国高等学校書道パフォーマンス甲子園」に岐阜高校(岐阜市大縄場)が出場する。23日に愛媛県四国中央市で開かれる本番に向けて、書道部員たちが一丸となって練習に励んでいる。
かんたん検索! 岐阜県・東海のイベント お出かけ情報総合サイト「ぎふっと!」出場するのは2年生の10人。岐阜の郷土をモチーフとした作品を披露する予定で、昨年冬から内容について話し合いを重ねてきた。書道パフォーマンスは、筆使いや字の美しさ、踊りなどを短い時間の中で表現する必要がある。話し合いでは「大きい文字は2文字がいい」「それだと思いが伝わらない」など厳しい意見も飛び交い、皆で作品を磨き上げてきた。
岐阜高は昨年東海地方初の入賞を果たしており、今年の予選はプレッシャーも大きかったが、部員らは6月中旬に出場を決めた。予選は地方別で3位通過だった。栗田明日香部長(16)は「うれしいというよりはほっとした。先輩たちが1位通過だったから、もっと頑張らないとけないと思った」と振り返る。
7月中旬、本番と同じ特大の白紙(縦4メートル、横6メートル)を使い、練習を始めた。大会では書と演技の美しさを競う。「もう少しコンパクトに書こうか」などと声をかけ合い、部員たちは呼吸を合わせて筆を走らせる。栗田部長は「本番は6分間。この6分のためにたくさん話し合ってきた。自分たちの思いを乗せて、先輩たちに近づきたい」と前を見る。
顧問の筑間敏博教諭(52)は「悔いを残さないためには、涙流してぶつかり合うこともある。それを乗り越え、いい作品を作ってほしい」と話した。








