岐阜県は24日、新型コロナウイルス対策の本部員会議を開き、ワクチンの3回目接種について、医療従事者や高齢者施設の入所者らの接種間隔を従来の8カ月以上から6カ月以上、一般の高齢者は7カ月以上に短縮して実施する方針を決めた。これに伴い、3回目接種の期間が医療従事者らは2カ月間、高齢者は1カ月間短縮される。

 新たな変異株「オミクロン株」の発生状況を考慮し、クラスター(感染者集団)発生時に限らず、8カ月以上の経過を待たずに追加接種を実施するとした政府の方針を踏まえた。

 接種間隔が6カ月以上となるのは、医療従事者のほか、高齢者施設の入所者や従事者、病院の入院患者ら。医療従事者は今月から、高齢者施設の入所者らは来年1月から優先的に接種を進める。高齢者の接種は2月以降に始まる。対象は計約67万人。

 県内には3月までに、米ファイザー製44万1632回分、米モデルナ製34万7850回分の計78万9482回分のワクチンが供給される見通し。県は1、2回目までと異なるワクチンを接種する「交差接種」に対応し、効果や安全性などに関する情報を発信して接種を呼び掛ける。

 また、3回目接種を推進するため、2月をめどに岐阜産業会館(岐阜市)とソフトピアジャパンドリームコア(大垣市)に大規模接種会場を開設する。両会場とも1日600人程度を対象に、土日の稼働を想定する。