岐阜市は20日、同市長良の長良川右岸の遊歩道「長良川プロムナード」で来年4月以降、民間事業者が市の許可を得てイベントやオープンカフェ、売店などの営業活動ができるようになるとの見通しを明らかにした。
地元の自治会連合会や経済、観光団体、市などでつくる「ぎふ長良川水辺空間活用協議会」が市役所で開いた会合で市側が説明した。
対象場所は、長良川プロムナード約650メートルのうち、長良川うかいミュージアム(同市長良)近くの約120メートル。
これまでは河川法に基づき民間事業者は営業活動ができなかったが、一帯が3月に国から都市・地域再生等利用区域の指定を受けたことで可能となった。2019年から新たなにぎわい創出の社会実験として、夜市などが散発的に行われていた。